2021.3.12 share

13:20 – 13:40 (GMT) 20min A Message to the Community: Being Brave is How We Show up in Uncertainty

コミュニティへのメッセージ:不確実性の中で自身を示す方法は、勇敢であること

Talent: Madonna Badger – Badger and Winters
Category: Dear Creators of 2021

女性の活躍を支援するマドンナ・バッジャーさんのセッション。
See It Be It (カンヌの提供する女性クリエーター向けのプログラム)の講師も過去に担当した経験がある方です。

昨今、不透明さが蔓延しました。
パンデミックで心配は重なったが、医療従事者や普通の人がお互いを支え合いました。
そこにあるのはBravery=勇気。
クリエイティビティの未来は「巨大なエコシステムの一部である」ということを理解することから始まります。
そしてそのエコシステム(直訳は生態系という意味、お互いが支え合う勇気的関係でつながったネットワーク)を前進させていかないといけません。
例えば、Nike のDream crazyやFearless girlやLike a girlなどのカンヌ受賞した作品は、人々の行動を変えたり、勇気を与えるに足る素晴らしい作品です。

自身の活動としては、#womennotobjects というハッシュタグを発信してきました。
http://womennotobjects.com
女性は「オブジェクト=もの」ではないとう意味です。
その活動を続けてきたからこそ、カンヌでも男性や女性をモノとして扱ったようなケースには賞を出さないというポリシーが導入されるようになりました。
勇気をもって不透明な中を前進していきましょう!

(自身の経験を語って)
ある日、自分の三人の娘と親が亡くなってしまいました。でも私は生きています。瞬きをした瞬間に全てが変わってしまった、と感じました。彼女達はとても大事な存在だが、コントロールという意味で、勇気を持って切り抜けていくことを知るようになりました。周りに助けてもらいながら。
Let go (思いや辛さなどを手放す)ことを学ぶこと。
必ず人のためにそんな不透明な中でも、でばっていくこと。人のために一歩前へと踏み出すこと、それが大切だと思います。

Q&A:
① モチベーションを保つ方法は?

― 毎日のモチベーションは自分の経営している広告会社で働くあらゆるメンバーからもらっています。自分自身のケアをするのはなかなか難しい。
僧侶が持つ思考性が自分の軸になると感じています。
覚えていてほしいのは、誰もが心配を持っていて、自信がなく、完璧ではありません。みんな一緒です。

② 若手がより自信を持っていくために何が必要?
― インポスチャーシンドローム(一定の成功を収めているのにも関わらず自分に自信が持てない症状)をもっている女性が多いことに、See It Be Itの際に気が付きました。
皆、緊張するし正しいか不安に思っています。あなただけでなく、皆同じように感じていることを覚えておいてほしいです。

③ #WomenNotObjects の今後の展開は?
ハンバーガーがブラのように女性の胸元を飾った広告や女性を自動販売機で売るような広告も過去にはありました。こういった状況を変えていかないといけません。 #WomenNotObjects のキャンペーンを推進する中で、ずいぶん広告主から切られたりもしました。ビューティ系クライアントで超美白を打ち出したいと女性をプロップ(小物)のようにとらえようとしたクライアントにも(切られました)。インドやアジアではこういった広告主はまだいます。

④ クリエイティブ・ブレ―ブリー(勇気)が利益を稼ぐためにどうしていけばいいか?
― 実際に企業とともに様々なキャンペーンを行っている。例えば、https://nokidsincages.com というキャンペーンも手掛けた。
移民の子ども達を支援するためのキャンペーンです。
アメリカ人の65%が、「企業の方が政府よりいい変化を引き起こす力がある」と考えているというデータがあります。変えていきましょう!

13:40 – 14:15 (GMT) 35min Get Hooked on Curiosity – The Gateway Drug to Creativity With Greg Orme

(好奇心に夢中になる – グレッグオームと創造性への特効薬)
Talent: Greg Orme
Category: The Expert Guide to…, sponsored by Unity

ロンドン・ビジネススクールのグレッグ・オームは、2020年のビジネス・ブック・オブ・ザ・イヤーを受賞した『The Human Edge』の著者で、人間の好奇心を最大限に成長させる方法に関する、5つの実用的な科学ベースのヒントとテクニックを紹介しています。
グレッグは、先天的な衝動が、あなたの脳を良性の薬物ディーラーに変換する方法を明らかにします。
そして、なぜ日々の発見に夢中になっているのか、それはあなたがより長くやる気を持ち続け、より速く学び、より良いアイデアを持つことを意味します。

グレッグが提唱している「4つのC」
Creativity(クリエイティビティ)、Consciousness(意識/気づき)、Collaboration(コラボレーション)、Curiosity(好奇心)

今日は、このうち、Curiosity (好奇心)について話をしましょう。

小さい時に僕は髄膜炎になり、なるべく寝ないように(寝ると2度と目を覚まさないかもしれないと医者が言ったから)母にずっと本を読んでもらっていました。 そこで生まれた好奇心から今、作家になっている。

AIが優れている領域では絶対に勝負になりません。マシーンが僕らの生活に入り込んできていることは事実です。でもマシーンが弱いところでは、人間はとても強いのです。
それは、好奇心です!

ゴッホは「パソコンは役立たず。だって答えしかあたえてくれないから」という言葉を残しました。
ドーパミンが分泌されないと朝、起きられなかったり落ち込んだりします。
逆にたっぷり分泌されると好奇心が刺激されます。ある意味、自分が自分の気持ちを盛り上げるドラッグディーラーと化すわけです。
古来の人間が生き残って、僕らがここにいるのは、瞬時に判断をするという能力があったからです。(判断できないと死んでしまっているから)

「Confirmation bias = 確証バイアス」について考えてみましょう。
真実に向き合えていない、そういう人が(トランプ大統領のスピーチ後に)アメリカの議会に乗り込んでいったのです。
時代が早く動いている中で、「Unlearn to relearn」の必要性が高まってきている。つまり、学び直すために、これまで学んだことを手放すのです。
今はスマホがあり、いつでもつながっている状況です。
世界で人間の歴史にかつてなかったほどです。
ビル・ゲイツは「プライオリティをつける」ことがうまくできた人物です。
彼は2週間、通常の生活から自分の時間をとり、Think Weekに当てています。
ビル・ゲイツだから2週間取れるのですが、なかなか僕らには難しいですよね。
でも1週間に5回1時間ずつ自分のための時間をとって「Think time」に当てましょう。「5時間ルール」と僕は呼んでいます。

良いクリエイティブ・リーダーになるのなら、いつもたくさんの答えをいうのではなく、「いい質問」をすることが大切です。いい質問とはオープンな質問。
なんで?どうしてこうならなかったのか?といった答えがオープンな質問。
以下のことを習慣化してみてほしい。そうしたら好奇心がクリエイティビティに火をつけてくれます。

① Demolish your echo chamber (エコーチェンバーを破壊する)
② Check your sources(リソースを確認する)
③ Find time to unlearn, to relearn(学び直すために、これまで学んだことを手放す)
④ Become a knowledge explorer(知識探検家になる)
⑤ Ask good questions!(良い質問=オープンな質問をする)

好奇心は生まれながらのものでもあるが、同時に成長させることができます、そう筋肉と一緒で、鍛えれば伸びるし、鍛えなければ伸びないものです。

Q&Aセッションより一部抜粋:

Pixar社は好奇心が企業文化の核にある企業の一つです。Pixar Universityという組織があるそうだが、経理に絵を描くようにトレーニングをしているそうです。細かい描写が経理には大事だから。

情報インプットとクリエイティブ・アウトプットの関係(どんな情報をインプットするといいアウトプットになるか)については、自分の大事な時間をうまく管理し、バランスをとってやっていくしかない。

14:15 – 14:55 (GMT) 40min CMOs in the Spotlight: Nadja Bellan-White, Vice Media Group

Talent: Nadja Bellan-White – Vice Media Group, Daniel Franklin – The Economist
Category: The Expert Guide to…, sponsored by Unity

メディアカンパンニー VICEのGlobal CMOが登場。
VICEは10年間の経験を持つ、信頼あるメディアグループです。
Vice社は元々紙媒体の雑誌で、クールでワイルドなコンテンツをまとめている媒体社と思われていたが、今はニュース・コンテンツで賞をとっている。デジタルが主体にもなってきています。
今日のVICEは、生活者のトレンドを汲み取っている。
私たちは、今 「The Great Reset =偉大なるリセット」とも言える瞬間に生きています。
ブレグジットや東洋の台頭も新たな形で進んでいます。革新の真ん中にいます。
私たち、Viceは生活者と信頼で結ばれています。次はどちらに向かうべきなのかナビゲーションができると自負しています。

APACや中東など、多くの国にローンチしていっており、その中で、毎日異なる国について学んでいます。VICEは「聞く」ことを大切にしています。つまりは、文化を見据え、生活者の声に耳を傾けること。

B2C向けにもB2B向けにも情報を届けています。
B2Cに対しては例えば、Munchies と言った食の情報を出しています。 そしてB2Bのチームもいます。
大事なのはパートナーとして、カルチャーを捉えることです。

今のカルチャーをどう捉えるか?それはデータから始まりますが、そこに何を見出すかが大事です。文脈を理解し、手触りを感じることが大切です。

今、大事なトレンドは「信頼」と「透明性」。
そしてデータに基づいてどう言ったストーリーを伝えるか、が大切です。
そう、想定できなかった、意外な生活者の声を捉えることです。

20/30 Projectという若者を対象にしたプロジェクトを実施しています。
アイデンティティや気候変動問題、あるいはどういったデジタル・プラットフォームを欲しているかなど、彼らが気にしていることを分析しています。New Normalの次、次のNewを探しています。

Q&A:
Controversial =「物議を醸し出す」メーターがあれば、VICEはどこに位置する?

― もちろん醸す方。でも実際には真実にいかに目を向けるか、が大事。人はもうオーセンティックに見せようとしていたり、嘘をついていたりすることにうんざりしています。

どのように「trust(信頼)」を図る?マトリックスは?
― Trust Index(信頼インデックス)を軸に調査プロジェクトを評価しています。
次の時代にはどう「信頼」が捉えられるのか。中国の若者はアメリカの若者とずっと近い感覚を持っています。そういった感覚を縫う「黄金の糸」を探しています。

この業界にいるということは Burden(責任の重み) と Privilege(特権)の両方を手にするということ。責任を負いながら、特権を正しく使いたい。大阪なおみやビヨンセ、様々な人のストーリーを世界に伝える手伝いをしたいと思っています。

Evolutionary period(進歩する期間)である > revolution period(革命)ではなく

Vice社はものすごい才能のある人がたくさんいて、クラクラしてくるぐらいです。ここで自分たちの力を活かし、どうあるべきかを考えるべきですね。
Viceはすごい。未来をどう伝えるか、エッジを効かせた伝え方をしないと!と考えています。

2021年をどうみている?
― メディアの一部として、新しいアイデアを見つけ、新しい多様な声をどのように届けるかを考えています。
最近、「Divine discontent」という単語を教わった。ありえないほど、「不満」を持つ続けること。私たちは絶対に自己満足はしません。

Live platformをどうみているか
― Evolutional だと思います。顧客の行動や、どのように顧客がそれらを使っているか注目しています。Tik TokやClubhouseの最近の爆発など、新しい変化が起きている。どんどん新しいことが生まれています。
先ほど言った20/30 Projectでは、若い担当者たちが新しいキーワードを生み出しています。例えば、Fluidity(流動性)。人間関係を表す言葉。これが今の若者の気持ちの一つですう。。

グローバルブランドとしてのチャレンジは?
― メディアもでもrebuildする必要があると思う。日々、新しいモデルやプラットフォームの考えを生み出しています。テックカンパニーとパートナーを組み、新しいプラットフォームの在り方を日々考えています。

CMOやリーダーへのアドバイス
―「聞くこと」が大切です。 データなどを「見る」だけではダメ。
大事なのはカルチャーを「聞くこと」。データも「聞くこと」。若さも物理的な年齢ではなく、マインド。

次の6ヶ月、何かに投資するとしたら?
―データとエンジン

15:30 – 16:00 (GMT) 30min Discover Your Creative Drivers With Todd Henry

トッド・ヘンリーとあなたのクリエイティブ推進力を発見
Talent: Todd Henry
Category: The Expert Guide to…, sponsored by Unity

「モチベ―ションはどこからくるのか?」がテーマです。

トッド・ヘンリーは、50年以上にわたる100万以上のストーリーの研究と深い分析を活用して、クリエイティビティ、エンゲージメント、そして素晴らしい仕事を真に推進するものを紹介しています。
最高の仕事をアニメーション化するものについて、ターゲットを絞った鋭い質問をしたり、仕事の日に動機付けのパターンを見つけたり、最高の動機を中心に、作業を調整に役立つフィードバックループを作成したりすることで、モチベーションの高いドライバー推進方法を学習します。
モチベーションについて:https://motivationcode.com/

Motivated とは?
エナジーをかきたてるものである。問題解決のため、Emotional laborになり、リスクを取り、新しいことに挑戦することである。

クリエイティブとして、大切な3つの要素
Skill(技術)、Experience(経験)、Motivation(モチベーション)

モチベーションがなかったら、摩耗した仕事になってしまい、スキルがなかったら貧相な仕事になってしまい、経験がなかったら、未熟な仕事になってしまいます。

Motivation? 2つのパートからなります。
Extrinsic 外からのモチベーション
Intrinsic 固有のからのモチベーション

モチベーションコード:27テーマ別モチベーション、6つのカテゴリーに分かれています。

自分が「achieve(成長)」できた際の法則を見つけ出して、それを自分の日々の仕事に生かす、これがmotivate する方法です。
これを考えるためのステップ(Achievement stories):
Think of time… 何かを「achieve」した時間を考えて
Describe What you did… 何を行ったか考える
Why was it meaningful to you … 何故それがあなたにとって意味があるの?テーマを考える
How does it apply to your work now? …そのテーマは今のあなたの仕事にどのように関係している?
Craft your role …日々の業務の中で自分の活躍できる役割を作り出すこと

自分に厳しくなりすぎる、という人へのアドバイス
―他社に対して共感(エンパシー)を持つように、自分自身にもエンパシーを持ってあげて。

16:00 – 16:30 (GMT) 30min CMOs in the Spotlight: Thomas Ranese, Uber

Talent: Thomas Ranese – Uber, Daniel Franklin – The Economist
Category: CMOs in the Spotlight, sponsored by The Economist Group

3つ大切なことがある:セーフティ、ドライバーの満足度、ブランドとしての信頼
パンデミック前後で得に戦略を変えていない。ドライバーのセーフティの確立を一番の優先事項としています。
Action(行動)を起こさないと信用は得られないと思います。

クリエイティブプロセスは、極めて速いスピードで行っています。
リアルタイムマーケティングが大切になっています。
また、クリエイティブはインハウスチームがあり、彼らはブランドのことを本当によく理解しています。
パンデミック禍では、世界的なコピーライターとも、チームで一緒にグーグルドキュメントを使って編集したりもしました。

広告は「アクティビズム」の1つの方法だと思っています。
(Black lives matterの話を強調していました)
他の業界の人たちからもたらされる、違った視点も大切であると考えています。

コロナかで何を学んだかについて:
・Unityは大切 世界がどのようにつながっているかを考える事。
・Humanity と共感(エンパシー)を持つことが大切
・ブランドがそれらの役割を果たせるといいと思っています
・ウーバーは、Connect the stranger(知らない人同士) をつなぐ小さなビジネスです。 信用を築くことが大切です。

16:30 – 16:50 (GMT) 20min LIONS Presents The LIONS Guide to Creative Survival: Localism

Category: LIONS Intelligence Guides

カンヌライオンズの過去の受賞作品を分析し、その中から皆様の役に立つ情報を紹介するセッションです。数多くの動画が紹介されています。

ローカリズム(Creative survival localism)に焦点を当てて紹介していきます。

顧客は地理的に近いブランドを好むようになってきています。そして、地域のコミュニティやマーケットの特有のニーズや行動を反映しています。
2020年のリサーチによると、65% の顧客は自国の製品やサービスを好んでいます。
42% は、製品の起源により関心を持っています。

「Local からGlobalへ」
Luiz Sanchez, chairman, CCO& Partner, AlmapBBO, Brazil/2020年6月のPresident Briefing でも言及がありました。

2020/21年度のカンヌライオンズは、新しく10部門*にCulture and Context カテゴリーを導入しました。
(*Brand Experience & Activation Lions, Creative eCommerce Lions, Creative Effectiveness Lions, Creative Strategy Lions, Direct Lions, Film Lions, Media Lions, PR Lions, Radio & Audio Lions, Social & Influencer Lions)

① Amplify the local pride (ローカルプライドの拡大)
24%のCulture & Context カテゴリーの受賞作品は、コミュニティに活気を与え、ローカルの誇りと信念を感じさせるものでした。
受賞キャンペーン事例:
– Where you belong/Utair/Friends Moscow (2019 Bronze / Creative Strategy Lions 受賞)
– Philly Forever/ AB INBEV/ WIEDEN + KENNEDY New York (2019 Bronze/ Brand Experience & Activation Lion受賞)

② Apply a hyper – local lens (ハイパーローカルレンズの適用)
ハイパーローカル:
特定の地域または場所で明確に定義されたオーディエンス向けに設計されており、多くの場合、特定の文化や行動の洞察を行っています。

受賞キャンペーン事例:
Air Max Graffiti Stories/ Nike/ AKQA San Paulo (2019 Grand Prix/ Media部門, Silver/ Outdoor Lion 受賞 )
The Parisian Rendex-vous / …Le Drugstore Parisien/ Wunderman Thompson Paris (2019 Bronze / Media Lion 受賞)
Perussian Prices/ Plaza Vea/ Fahrenheit DDB LIM (2019 Gold/ Brand Experience & Activation Lion, Gold/PR Lion 受賞)

③ Local community at the core (中核となるローカルコミュニティ)
Culture & Context カテゴリー受賞作品の65%は、ローカルコミュニティを中核に据えています。
受賞キャンペーン事例:
#CONDNATION/ Activision/ 72 ANDSUNNY LOS ANGELES(2019 Silver/ Social & Influencer Lion受賞)
Scenting the hope of change/ SC Johnson/ PHD CHICAGO (2019 Bronze/Media Lion受賞)
Open Shelves/ Writer’s Bookstore/ Wavemaker Hungary Budapest (2019 Bronze/ Media Lion, Bronze/Social & Influencer Lion 受賞)

④ Challenge the status-quo (現状に挑戦する)
Culture & Context カテゴリーで受賞した作品の37%は、市場の現状に挑戦する破壊的で、ゲームを変える作品を生み出すチャレンジャー・ブランドでした。
受賞キャンペーン事例:
Koshogo/ Kloop/ Leo Burnett Moscow (2019 Gold/ Outdoor Lion, Bronze /Media Lion受賞)
Do Black- the Carbon limit credit card/ Doconomy/ RBK Communication Stockholm (2019 Grand Prix/ Creative e-Commerce Lion 受賞)
Fly with us. Flybondi/ Grey Argentina Vuenos Aires (2019 Bronze/ Outdoor Lion受賞)
エントリー作品を作るときは、そのインサイトに到達した経緯と、何故エグゼキューションがコミュニティや地域と関係し、価値があると考えられるのかをクリアに説明することが大切です。カンヌライオンズの審査員は英語を母語にしない人も大勢います。

16:50 – 17:00 (GMT) 10min LIONS Live Unwrapped: Greg Hahn

Talent: Greg Hahn – Mischief USA
Category: LIONS Live Unwrapped

カンヌのグランプリウィナーであり、元BBDOニューヨークのチーフクリエイティブオフィサーを務め、その後ミスチーフ社を起業、同社のCCOを務めるGreg Hahn氏によれば、
「今まさに我々が経験しているパンデミックの中で、何を糧として、どう行動すべきかを本日の講演から学ぶことができた」と語っています。
本日のキーワード:Bravery(勇気)、Trust(真実)、Curiosity(好奇心)、Motivation(動機)

Key takeaway 5:
① Bravery (勇気)
マドンナのセッションでの、勇気についての話、このコロナ禍で勇気は大切。

②Trust(信頼)
真実を伝える事、知ることは大切

③ Curiosity 好奇心
好奇心は、クリエイティビティにつながるキーとなるものです。
AIは、ただ答えをくれるだけだけど、好奇心はパッションを与えてくれます。

④ Motivationについてのセッション
どうやってモチベーションを見つけるのか?エナジーを出すために大切です。

⑤ 全体として、Purposeについての話が多かったと思いました。
ウーバーについてのAction Ad の話は大切だと思いました。